高校時代の先生に手紙を書く
こんばんは、Sakuraです。
私は、母子家庭で育ったのですが、短大時代に母と大きな喧嘩に発展したことがありました。
喧嘩の内容ですが、この喧嘩以前にいつの日か母が怒り狂って、叫びながら家の中のものを次々に壊していく様を見て、『これ、私、殺されるんじゃないか?』と恐怖を覚えて、警察を呼んだことがありました。この時に、警察の方がドアを開けっぱなしにしてたことと、母の怒りに驚いた猫が逃げたのです。
その後、猫は戻ってきませんでした。母のお気に入りの猫でした。
このことを突如思い出し、私のせいだと言い、喧嘩が始まったのでした。
いつもは、言葉で一方的に傷つけられることが多かったのですが、この時、母は私の胸ぐらを掴んできて、壁に押し付けてきました。ズルっと体制を崩してしまい、今度は床に押し付けられる体制になりました。
正直、『死ぬ』と思いました。
格闘技を習ってたことがあったので、足で母を押しのけて
こんな家出てってやる!!
とドラマみたいなセリフを吐き捨てて、バッグを持ち、私は家出をしたのです。
手が震えながら原付に乗り、高校時代の先生が近所に住んでいたこともあり、先生の家にいきなりお邪魔したのです。正直、お邪魔するのは初めてで、今思うとかなり迷惑なことをしたな、と反省します。
泣きながら先生に説明している時に、幼い先生の娘が部屋にスッときて、無言で恥ずかしそうにみかんをくれたのです。
何気ないことかもしれないけど、この時、私はすごく励まされました。
こんな出来事があったなあ。
迷惑だっただろうなあ。
となぜか最近思い出したのです。
人間は、ギブ&テイクが大事だと思うけど、私は先生からテイクばかりして、ギブをしてこなかったなと、ふと思いました。教員という職が、そもそもそうなのかもしれないが、先生だって人間だ。
。。。とそんなこんなで謝罪とお礼の手紙を出すことにしました。
感謝の意として、大量のみかんも添えるつもりです。笑
あの時に感謝した人、現在感謝している人、そんな人に言葉で伝えることは大事だと私は思います。
人間は死ぬ時、
ああすればよかった。
こうすればよかった。
なんて後悔して死ぬことが多いと聞いたことがあります。
そうならないように、これから私はいっぱいギブができればいいなと思います。